ハムスターのいない生活が、まったくもって耐えられなくなっている我が家です。
そうはいっても、ポテトをきちんと見送らないうちに、次の子を迎えるのはあまりに心無さすぎます。
初七日を過ぎ、ポテトも無事旅立てた雰囲気を感じたので、次の子をお迎えすることにしました。

ホワイトジャンガリアンが続いていたので、久しぶりに、サファイヤジャンガリアンもいいかもしれない、といろいろ思い巡らせながらペットショップに向かいます。
ホワイトジャンガリアンは黒目がくりっとはっきりしているので可愛いのですが、同じ色の子が続くと、記憶と写真があいまいになってしまい「ん?この写真は誰の写真だったっけ?」なんてことになりがちなので(笑)
ペットショップは休日ということもあって、小動物コーナーもにぎわっていました。
ハムスターのコーナーを覗くと、「ハムセール どのハムスターも○○円均一」とPOPが貼られています。なんだかセール目当てに来たみたいで気まずいです。今日は見るだけにしようかなあと思っていると、ノーマルジャンガリアンのゲージの中に、ものすごく真黒な子が混じっていました。

顔が小さく、耳がピンと立っていてます。のんびり寝ているノーマルジャンガリアンを踏んづけて活発に飛び回っています。
顔を寄せると、少しタレ気味のつぶらな瞳はきょとんと愛らしく、うちの相方がひとめぼれしてしまいました。

ショップの店員さんに声をかけ、何匹か見せていただきます。
サファイヤもノーマルもブラックも、どの子も人懐っこく、手に乗せても嫌がりません。
店員さんは、いつごろショップに入ってきたか、入ってきたときの性格、今の性格などハムスターごとに、細かく教えてくださいます。
ハムスター大好きで、どの子もとても大事に飼育している店員さんなんだとよくわかりました。

しばらく子ハムたちと戯れていると、ジャンガリアンサファイヤのちょっとおっとりした子が私の掌でおとなしくしています。プディングの女の子も毛並みがよくおとなしくて気にいりました。
相方が「どの子でもいいよ」というので、私が「サファイヤの子もおとなしくてかわいいよ」と伝えると「じゃあ、2匹飼う?」といい、目はブラックちゃんにくぎ付けなのがわかったので、ここはもう、ブラックちゃんを持って帰るしかないなと思いました(笑)
ブラックちゃんは、女の子でした。ジャンガリアンに関しては相方は男の子好きなので、今回も男の子を選ぶと思っていたのですが、それ以上にブラックちゃんが気になってしまったようです。

帰りの車の中で「名前どうしようか~」と聞くと、間髪いれずに「黒豆!」と返ってきました。即決です。

そんなわけで、我が家にやってきた、黒豆ちゃん。
2017年2月生まれ(多分、2月20日ころ)。推定、1か月半くらいです。
体重は、30Gでした。
全身は少し茶がかったブラックで、墨で描いたような一本線が背中すっとあります。首のところだけツキノワグマみたいに、白いです。

ペットショップでは「ブラックジャンガリアン」と言われましたが、正確にはキャンベルハムスターのブラックのようですね。
顔が小さく、鼻はふにっと平、ピンと立った大きめに見える耳。少し寄り目っぽく見えます。
上半身というか、二の腕が少しもっちりしていて、いかり肩に見えるし、毛色がおなかまで真黒で、しっぽは少し芯があります。
身体的な特徴だけでなく、飛び跳ねるように走り回るさまも、キャンベルハムスターの特徴と言われている点に合致しますね。

というわけで、我が家では初のキャンベルハムスターです。
基本的な飼育方法はジャンガリアンもキャンベルも変わらないようですが、キャンベルのほうが少し気性が荒く噛み癖もあるらしいので、しばらく様子見ですね~。