ジャンガリアンハムスターは、おばかさん。
ダメって言っても聞かないし、痛い思いをしても学習しないで高いところから落ちたりします。でも、本当に学習しないのでしょうか?繰り返し、教え込めば何か覚えるのではないでしょうか?
そこで、おいしい食べ物を使って、実験をしてみることにしました。
seiji-2.jpgセイジの巣(寝床の家)にはエントツがあります。
普段のご飯(ペレット)は、床置きのえさ箱に入れるのですが、ひまわりの種やピーナッツ・ドライフルーツ・チーズなどのいわゆる嗜好品は、このエントツの上にのせてあげるように変えてみました。
最初のうちは、1個見つけて持って巣に入ると、また新しいおやつを乗せるという結構頻繁なローテーション。しばらくしてからは1日1回程度にしてみました。
実験を始めて1ヶ月位した頃。
巣から出てきて、私と目が合うと、シュタっと2足歩行のポーズで「何か頂戴」的な目で見つめてきます。そのまま、何も挙げずに見ていると・・・


seiji-3.jpgなんと、エントツへ体を伸ばすようにして、おいしいものがのっていないかどうか確認しました!!
フンフンとエントツのにおいを嗅ぎ、エントツの上をジッと眺めています。
・・・そして、そこにおいしいものが無いことがわかると・・・

seiji-1.jpg再び、私のほうに視線を向け「おやつ乗ってないよ」と言わんばかりの視線を向けてきました。・・・ま、これは、飼い主が勝手にそんな風に解釈したんですけど(笑)。
でも、「エントツの上においしいものがある」とインプリントされたらしく、それからは、巣から出てきたとき、巣へ戻るとき、必ずエントツの上を確認するようになりましたよ。
ちっちゃい頭で、一生懸命学習したんでしょうね。